グレ釣ファンの皆様、会長コト中司で御座います。
今年の秋は非常にあたたかく、水温も下がらずに高知釣吉クラブ、グレ釣に大変苦戦しております。
そんな中、先月には価値ある1匹を引きずり出した相談役コト岡谷さんが、高知県磯釣連盟の秋季大会にて優勝しております。 さすがです! うらやましい….です。
さて、そんな岡谷さんにつづけと、がんばってなんとか釣り上げた価値ある1匹、
少し小さいのですが、武者泊では考えられない全体の釣果でして、私が釣行記を書く事となりました。
今回の武者にはクラブ員6名、ゲスト4名、計10名で釣行です。(ゲストの方1人が底物です)
他のゲストの方は良く知っている方がいます。元クラブ員の岡本君、秋季大会優勝経験者の弘石さん、そして前会長の三木君、ツワモノぞろいです (^^)
時期的にはもうグレがたくさん釣れても良いころなのですが、前日まであまり良い釣果が無いとのことでした。「この時期に武者でそれはないだろう」と、勝手な思い込みで、いざ!出航です。
渡船どうしのジャンケンにて2番手、ヤッカンは取れませんでしたが、アブセはゲット!(1級磯)
船頭さん 「アブセに9人降りて!」
私 「!? むっ 無理っす!」
昨年に8人でアブセに降りて、8番めだった私、釣る場所が無かったのを思い出しました 汗
結局7人がアブセへ…
今年も8番クジの私、内心はアブセへ行きたい~~
9番クジの弘石さんも久々の同行なので、本当はみんなでアブセへ上がりたかったのですが、さすがに9人はムリです。私たち2人はやはり地の方へ、磯名はマルバエです。
潮はトロく、ドン深、私好みの場所です、弘石さんには少し物足りないかもしれません。でも久々にいっしょに釣りが出来るのが楽しみです。
さあ、1投目……巻き上げるとサシエが付いていない…
すでにエサ取りがウジャウジャ….
「中司君~ 黄いなががようけおるね~~」
「そうっすねぇ~」
本日、エサ取りの猛攻に会うか?
え~~っと、どうやってエサ取りをかわそうかな?とりあえずマキエは磯際に、仕掛けは沖に、で3投目、ウキがイイ感じで消し込む、引きもまあまあ、グレか?
ざんねん、アイゴでした。
同じ釣りを繰り返してると、イロイロ釣れます♪オーモンハタ、アイゴ、ベラ、おっと狙いのグレも!でも25cmぐらいの塩焼きサイズでした。
釣吉規定サイズの30cmUPのグレがなかなか釣れませんが、退屈はしません、魚は色んなのがたくさんいますね、となりの弘石さんも釣ってはリリースしてますし、魚がかからない時は、必ずサシエが無くなってます。
エサ取りの犯人を捕まえてみようと、タナを2,5ヒロから2ヒロ弱にしてみましたが、変化なし。ハリスにG5を2ヶ段打ちするも変わらず….
ん~~~
じゃあ、仕掛けを投げて少し巻き取り、そのまま糸を出さずに仕掛けが浮き上がるのもおかまいなしで竿先をジッと見つめてアタリをとって見る。
すると、小さく竿先が動く(約2cmぐらい)
ゆ~っくり誘いを入れると「グイッ」持って行かれ、「よしっ! エサ取り攻略!!」犯人はキタマクラでした。
自分の釣りで、キタマクラ、ベラ、コッパグレ、(カワハギが釣れれば完璧)などが釣れる時は必ず40UPのグレが近くにいるはずなのだが…
10:00すぎ~
携帯が鳴ってる、ちょうどアイゴとのやり取りで出れなかった。
どうやらアブセにいる岡谷さんからだった。
「アブセは大きいのが何匹か釣れているだろうな~」
なんだか電話をかけ直しにくい… だって、「なんだ!1匹も(30cmUP)釣れてないのか!こっちは爆釣だよ♪」とか言われそうで…. すると、となりの弘石さんに岡谷さんから電話がかかってるみたい?
弘石さん 「ナニー! ぜんぜん釣れんち、どうゆうコトぜよ!!」
なんと、アブセで7人がまったく釣れてないらしい?
地の方へ来た私達へのなぐさめでしょうか?
はたまた、本当に釣れていないのか?
「中司君、ほんまにアブセは釣れてないらしいで~」
あちゃ~ また今日もみんなグレ釣れないのか?
よしっ! なんとかこの場所でグレを引きずり出してみよう。
グレの部が不成立はどうしても避けたいのです、会長がんばります。
もう少し沖をねらってみます、マキエも少し前へ撒きます。
仕掛けのあたりに撒くと、エサ取りが沖まで行ってしまうので、マキエには神経を使います。
しばらくすると、イイ感じでウキが入る!アワセを入れると良い引き!「ヨッシャもらった!」
ですが、世の中そんなに甘くはありません。
細ハリスのデメリット、痛恨のラインブレイクでした。
「あーーーーーーーーーー残念」
新しいタックルにまだ体がなじんでないのもあるのかなぁ?
古いタックルを出すか? ん~~
おっと!道具のせいにしてはいけませんね (^^)
ポツリ、ポツリと釣れるコッパグレと遊んでいると、「中司君、サイズUPしゆやんか」と言われ気が付く。そう言えば、釣れるコッパグレのサイズがだんだん
大きくなってきてるような…
あわよくば、30cmUPいけるかな?
あれっ?
弘石さんがドンゴロスを持ってタイドプール近くにいる…
小さい魚はリリースする弘石さん、ドンゴロスを持っているという事は、もしや?
「弘石さん、イイの釣ったんですか?」
「イ~~~ャ、こんまいがよえ~~」
ええっ?そんなはずはない。中を見せてもらうと、35cmはゆうに超えてる
グレが2匹も入ってる! さすがだ!
自分の釣りに集中するあまり、弘石さんが釣ったのに全然気が付かなかった、会長がこれではいけませんm(__)m
グレがいるのを立証してもらい、そのうち私も釣れる、そう信じて釣っていると、キタキター 間違いない!この引きはあんまり大きくないが、グレの引き!
ようやく30cmUPを1匹ゲット!
グレと呼べるサイズがやっと釣れた! うれしい~弘石さんにも拍手をもらった(^^) 一安心です。
潮が変わり始め、仕掛けの流れて行く方向も少し変わりだした。
ここで一発、来ましたよ!本日最強の引き!
ドン深の磯際を、すごい勢いでまっすぐもぐって行く、魚が疲れるまで糸をどんどん出す、そのうち糸の出て行くスピードがにぶり、やっと魚が止まった。
ここから反撃開始です。
すごく深い所でヒラを打ってるので、さあ巻き上げようとすると、また同じスピードで走り出した!「休憩してたんかい!」
終了です、はい、また切れてしまいました….
そんなこんなで、楽しい時間はあっというまに過ぎて行き、納竿となりました。
結局、アブセではグレが釣れてませんでした、名士を持っても、イサキ、その他がポツポツで終わったらしいです。
この釣行記を書いているころにやっと気温も下がり、冷たい雨が降り水温も下がりだしました。次回、柏島ではみんながたくさんグレが釣れる事でしょう。
*すみません、今回釣った魚の写真がありません、 気が付いたときには私のお腹の中でしたm(__)m
竿 シマノ BB-Xスペシャル SZ1.7号 485/520
リール シマノ BB-Xハイパーフォース C2000DXG
道糸 サスペンドラインの2号
ハリス フロロカーボンの1.75号
ウキ ワゴンセールの300円 G2
ハリ ボイルグレ 7号
マキエ 今井釣具さんのボイルMを3キロ+赤アミ3キロ
集魚材 無し ここは使ってはダメです
サシエ ボイル
== ( 以下は速報 )
11月22日 高知釣吉クラブ 武者泊にて今シーズン 3回目の大会を行いまいした。
クラブ員 6人+ゲスト4人の10人での釣行です。
風も無く、心配していた雨も何とかもち、絶好の釣りとなりました。
また、磯はアブセに7人、地寄り2人、底物1人となり、大釣りを期待しました。
釣果は、検寸台に乗ったのはグレの部は地寄りの30cm台1匹のみ、アブセはイサキがボツボツあがったのみで、また今回も厳しい結果となってしまいました。
天気 | 風 | 潮 | 水温 | 気温 | 渡船 |
---|---|---|---|---|---|
晴れ | 北西の強風 | 上り | ??.? | ??.?? | ほてい渡船 |