毎度お世話になっております、会長の中司です。
今年度の第二回目は柏島の井上渡船さんに11名でお世話になりました。
クラブの大会と、県連秋季磯釣り大会と、今回もダブル大会となっております。
またまた魚が釣れなくても、お楽しみ抽選会にていろいろな賞品がもらえちゃいます。
磯割りはカンザキ周りとなっており、クラブの大会では始めての磯周りのような気がします。
いまひとつ人気が無いらしく?(大きいのはあまり釣れない?)との噂を聞きました、
やはり柏島はムロや幸島などが人気があります。
しかしながら磯釣師なら誰でも知っている柏島! 私も何かとたくさん思い出がある場所です。
初めてグレを釣ったのも、今までに一度だけ波に流されかけたりしたのも、こちらとなっております(^^)
それでは今回もいろいろとドラマがありましたので、ご報告いたします♪
「….長……会..長…….会長っ!!」 んん? あれっ?
クラブ事務局の伊与田さんが何度も呼ぶ声で目が覚める、
船に荷物を積み込む前に、ロープをかける鉄のかたまりに(なんて言うのか忘れた)
腰かけて 爆睡しておりました。
さあ、今日の磯上がり順番クジはなんと1番です!
だからといって1番釣れるとは限りませんけど、良いところには上がれそうです。
キュウガハエと言う磯に中ノ内さんとペアであがり、釣り開始です。
船頭さんいわく、幡弁で(^^)「潮が引いたら先へ出てみぃ~釣れるきぃ~」
大潮の満潮なので今行くのはNGだ、後で行ってみることにする。
潮は自分の好きなペースで流れており、サラシや潮目もあり変な張り出したタナも無く
いろいろ釣れそうだなと、テンションが上がる。
G8のウキにBのガン玉、ハリスにはガン玉なしで1ヒロ半、ウキ止めはヨリ戻しより上へ50㎝のしかけを組み、第一投目、磯際へ… アタリ無しでエサが無い。
どうしようかと考え中に、中ノ内さんが早くも竿を曲げている!
水面を割って出てきたのは40㎝ぐらいのゲジゲジの歯をしたダツであった、ウヨウヨいる。
「あちゃ~これは非常にまずいぞ」
細ハリス好きの私には最大の天敵であり、一匹釣るとハリスは使い物にならなくなる。
へたをすれば、このサイズでも途中で切れたりするのだ!
磯際から沖まで彼らは容赦なく強烈に攻めて来た、こちらも負けじと対抗だ!
釣ってはハリを結びの繰り返し、ハリを結んで投げ込んだ2秒後にまた釣れるダツ君。
まれに彼らを仕掛けがかいくぐって行く(実はこれが狙いです)が、釣れるのは変なアラビア文字のような模様があったり、真っ黒だったりのブダイ達ばかりである。
渡船がパトロールにやって来て、今日は全体的にお客さんが少ないから良いところが空いてると言う。
磯替わりしようか?どうしよう?
潮が引きだして、そろそろ突先へ行けそうな感じだし….そこへ行けばダツはいないかもしれないし….
とりあえずここで、もうしばらく粘ってみる。
しばらくして、釣れる魚に変化が無いので突先に行く事にした。
釣り場は15メートルほど向こう、間は波がカブっているので引き波のタイミングを見はからって渡っていくが、今シーズンでブーツのピンがへたれたようだ。
ピンがグニャグニャで踏ん張りがきかず、つるつる滑る!
おっかなびっくりのへっぴり腰で竿とタモ、バッカンの2回に分けてやっと運べた。
立ち位置は乾いているので安全だ!
さあ、ダツのいない事を願って1投目….. あらっ? またまた渡船が近寄って来る。
何やら、「すごくええ所が空いちゅうきぃ~行かんかえ~行かんかえ~」と言っている。
まだここで始めたばかりなので、「がんばってみる」と返答したが中ノ内さんは辛抱たまらず船へ乗って磯替わりして行きました。
船の去り際に(サポーター)船頭さんの息子さんに、この辺がポイントだよと
少し手前のほうを指さして教えてもらう。
そっちはダツがいっぱいいるからまた後でやってみようと、振り返りもとのポイントで開始するが、早くも彼らの猛攻撃をうける。
ハリを結びながら「あぁ~~磯替わりしたほうがよかったなぁ~」
と、つぶやきながらふと、サポーターさんの言ってたポイントへマキエも打たずにテキトーに投げてみる。
少しサラシが有り、今回の軽い仕掛けはもつれそうなので、強い目に張りながらちょっとずつ糸をだしていたら、一気にスプールから糸が出て行きだした。
「何かキタ」ダツか?いや、下へ突っ込んでいるのでブダイか?
少ししつこく引くと思いながら水面に顔を出した魚は40UPのグレではないか!!!
タモに手が届かない、魚は波に打ち上げられて磯の上でバタバタ暴れている。
やっとこさタモを持ち、半ば虫を捕えるように魚をすくうで無く、上から伏せ込みランディング。
ヤッター 先月に続き40UPをゲット!
マキエ無しでも釣れるんだな、と、関心しながらひらめいた!
仕掛けを投げ込む場所と全然違う所にマキエを打つのもアリだな、無くてもいいかも?
前面270° どこへでも投げれるので、あっちこっちへ投入してみる、もちろんマキエは無しだったり、打っても仕掛けとは違う方向へちょっとだけ。
すると、型は小さいがぽつぽつと釣れ始める、他にはキツや良型のアイゴなど釣れる魚種が変わってきた。
なぜかダツとブダイは姿を消している?
コッパグレやキツの下には良型のグレがいるはずだ、ハリスにG8とG5のガン玉を段打ちして
少し早く仕掛けを沈めて大きいのを狙ってみる。
「バシンッ!」強烈に指がはじかれ、レバーブレーキにて魚を止めようとするが止まらない!
青物ではなさそう、かけた場所を真っ直ぐに下へ潜ってる、リールはぶっ壊れそうな勢いで逆転中だ!
もうそろそろ疲れて止まるはず…..止まった!
根に入った感触はない、あとは魚を怒らせないように上を向かせれば取る自信がある。
そ~っと竿を立てていく、「こっちを向け!」デカいのをかけて1番ドキドキする瞬間だ!
「グンッビュ~ン」久々の止まらない相手にあせったのか怒らせてしまった。
またリールは同じスピードで逆転中、こうなったらもうほぼ取れません、細ハリスのデメリットである
ハリス切れは間近だ、「ぷつん」……
あまりに深く行かれたらウキの抵抗か道糸の抵抗か分かりませんが、あっさりと切れてしまいます。
相手が悪かったな♪
楽天家の私は何事もなかったようにハリを結び、別の場所で釣り開始(^^)
しばらくして….
そういえば、ずいぶん前から小さなウミガメが足元に居ついている、ひょっとしてさっきのはこのカメかもしれない♪
それにしても今日は暑い、Tシャツにライフジャケットでも全然寒くないし気持いいぐらいです。
おっと、何かキタ!
けっこう良い引き、手前のエグレへ入ろうとしているので、
すぐ前の下へピョンと飛んだ時、ズルッ ドテッ! イテテテ
ブーツが悪いのか?どんくさくなったのか?磯の上で初めてコケる。
ずいぶん前にクラブ員で、同じようにヘタレたブーツで踏ん張りがきかず、海まで行った方が居た様な気がする….
海には落ちなかったが、両手と両ひざをしこたま打った 泣きそうなくらい痛い!
竿とリールも磯へ打ち付けてしまい「折れたか?壊れたか?」
大丈夫だ、体も打ち身ていど、魚は?
もちろん逃がしはしない、しかしながら上がって来たのは40㎝ぐらいのアイゴでした。
大きいグレは釣れないが、楽しんでいるとアタリがあまり無くなってきた。
そろそろ納竿の時間だ、 ?んんっ?
1か所だけ海の色が違うのに気が付く、おまけに動いている!
サメだ!2mぐらいのが1匹…いや、たくさんいる4~5匹ほどが泳いでいる。
カメラに収めようとするが、これがなかなか難しい。
色々と遊んでるうちに井上渡船の一番乗りで納竿となりました。
今日は上物の釣り客が本当に少なく、底物の方がたくさんいましたね。
クラブ員もあちこちに磯替わりしておりましたが、今日はどこでもダツとカメは居たようです。
イサキもぽつぽつ釣れているようです。
クラブの結果は、同年代のライバル竹崎君、岡村君を振り切り1位となりました♪
県連の結果はと言うと、コケた時のアイゴがなんと2位入賞!1万円ぐらいのリールをもらいました。
家路に着きながら、本日の釣果は全体的にいまいちでしたが、安全で、無事に終わった事を皆さんと井上渡船さんに感謝いたします。
それと、柏島までの道路がきれいに整備されてすごく近くなりましたね、行き来がしやすくなりお客さんは凄く増えると思いますが、
いつまでも綺麗な自然いっぱいの柏島でいてほしいことを願っております。
次回の由良もがんばります~♪
- 竿 シマノ タイドリーム 1.5-630
- リール シマノ BB-X テクニウムmg 2500
- 道糸 サスペンドラインの2.5号
- ハリス フロロカーボンの1.75号
- ウキ 2011 オフィシャルウキ G8
- ハリ ボイルグレ 6号
- マキエ 今井釣具さんのボイルMを3キロ+赤アミ半分+前回の余り
- 集魚材 無し
- サシエ マキエから取ったボイル
=== 以下は速報
高知県磯釣連盟の秋季大会もかねての釣行です。(柏島のカンザキ周り)
天気も良く、少し風はあったものの、ダツ、カメ、サメ、がたくさんおりまして、おまけにと~っても暑い一日でした。
優勝は40.9cmで前回に引き続き会長こと、すみません、わたくしで御座います。
釣行記も急ピッチで製作中ですので、少しおまちください。
次回の由良では皆さんに、連勝を阻止されないようさらに頑張ります! ワハハハ
天気 | 風 | 潮 | 水温 | 気温 | 渡船 |
---|---|---|---|---|---|
晴れ | そこそこ | ?? | ??.?℃ | ??℃ | 井上渡船 |
釣行写真 撮影:中司@釣吉さん / 伊予田@釣吉さん
釣果写真 撮影:中司@釣吉さん
グレの部の今回のポイント
順位 | 場所 | 寸法(mm) | 釣吉さん | コメント |
---|---|---|---|---|
1 | キュウガハエ | 40.8cm | 中司 | — |
2 | ??.?cm | 該当無し | — | |
3 | ??.?cm | 該当無し | — | |
4 | ??.?cm | 該当無し | — | |
5 | ??.?cm | 該当無し | — |
他魚の部の今回のポイント
順位 | 場所 | 寸法(mm) | 釣吉さん | 魚種 | コメント |
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1 | ?? | 33.1cm | 岡村 | イサギ | — |
2 | ?? | 32.5cm | 伊与田 | イサギ | — |
3 | ?? | 24.8cm | 細川 | カワハギ | — |