はじめに
第一回釣吉クラブ大会は1月7日に柏島でしたが、あいにく悪天候の為中止になりました。
今シーズン初、今回1月21日第2回目の大会は由良です。
今回優勝しまして、釣行記を書くようになりました。上田(あげた)です
今年の正月3日に由良雨崎(あまざき)4番で前田氏と釣りに来てました。釣果はグレは一匹も釣れず釣れたのは、オオモンハタ・キツ(イスズミ)・アイゴ・スマ(灸カツオ)で、海は秋でした。先週(14日)は前田氏の仕事仲間の方が地よりでグレ48㎝頭に5.6枚 他イサキも5匹釣っていたとの情報。水温も下がり、上向いて来たんだなと、いいほうに期待できる。
しかし ここ最近天気が悪く今回も怪しいかなと、思っておりました。
大会前日 会長の中司君から昼前にクラブのライングループに、「あまり天気が良く無い状況でまだ、出船の判断は出来ない! 午後連絡します。」と連絡がありました。多分中止かなと思い仕事に集中していました。仕事を終えクラブのライングループを見て、出船すると連絡が入っており慌てて準備をしました。(既に連絡があり 気がつかなかった)
前田氏(相方)からも連絡が入り2時半に迎えに来てくれるとのことで早めに就寝しました。
当日1月21日午前2時30分ちょうどに相方が来てくれまして、雨が降る中 荷物を積み込みました。荷物が濡れまくって大変‼ 相方の車に{申し訳ない思いをした。}
積み込み終わりすぐに出発!
愛媛県に入った辺りで、雨は上がっていた。2人の会話で「風が強いやろうな⁉10時までに釣らんと後は無いぜよ」とか不安を煽る話しで士気がさがる。まぁ!!!やってみんことには分かりません⁈
由良の港に着く手前で伊与ちゃんから電話があり「出航するけど、風が強く撤収あり」とのこと えぇ!!!ここまで来て?どうしましょう!参ったなぁ
2020年1月同じく由良での大会で、この様な事がありました。(この時沢山釣れました)因みに優勝も頂きました。
港に着きクラブのメンバーさんに挨拶を交わし 決行か中止か、話し合いました。
話し合いの結果撤収覚悟の出航となりました。(2020年全く同じ)
撤収覚悟での出航
さて、くじ引きなんですが、上がる磯が限られていて、ミツバエ ビシャコ 雨崎(あまさき)5番 雨崎3番の4つの磯 暗黙の了解でペア(車での同乗者)になり岡上君が一人で雨崎3番に、会長中司君中村さんペアがミツバエ 伊与ちゃん谷岡君ペアが ビシャコ 私と相方が雨崎5番と決まりました。
6時30分出航 船内ではわいわいがやがや!!いい大人が、やかましい!小学校生の遠足と、一緒です。約40分位で目的の磯に着きました。
ミツバエから準にビシャコへ磯渡し次に私達の渡礁する雨崎5番に着きました。
スムーズに渡礁し安堵しました。
磯上がり
この磯は以前に相方と渡礁した事がありまして、40㎝後半のグレ数枚釣り上げた事のある良い思いをした磯です。
さて、仕掛けを準備します。が!なかなか思うようにいきません❕
この繊細な作業が煩わしい事になりました。
約30分は経ったかな?やっと釣り開始です。
竿は、1.5号クラスにリールは3000番のLBD 道糸2.5号ハリス2.25 針グレ針7号
ウキMサイズBでのタックルで勝負します。
相方が「前にやりよった所で竿出しや」と言ってくれたので素直にその釣り座に構えた。
風は北西の風 釣り座に右前方から時々強い風が吹き込んでくる。
竿を操作するのに悪戦苦闘 竿に道糸が絡むしリールにも絡む いられる(イライラする)
何とか自分の気を落ち着かせ 釣りに集中する!
潮は上げ潮で、やや左にゆっくりと流れていた。仕掛けを釣り座より竿一本の所に投入し当たりをまった。釣り座より左にハエ根が伸びハエ根の右側は壁になっております。
水面辺りはボラの大群まるで池の鯉 口をパクパクしてまき餌に群なってくる。ウキやハリスに触りりウキが変な動きをして落ち着きません⁉
磯際の底には青バンドウ(青ブダイ) 黄バンドウ(ヒブダイ)のでかい奴が悠々と泳いでいる。地上では、カモメたちが、急降下でオキアミボイルを捕食しています。なかなか 賑やかになっております。
釣り始めて15分位だったと思います ハエ根の壁際をウキを沈めながら探っていたらグッと竿に乗った渾身の思いで(ちょっと大袈裟)合わしました。竿に重量感伝わってきた「やった」と思い慎重にやり取りするドラグが滑り糸がでる!4回5回突っ込ん来たが何とか止め、浮いてきた。
相方が玉網で抄ってくれ 「よっしゃー!」ひと安心( このグレが主役です。)時計を見ると8時10分 10時のプレッシャーも解除 その後30分頃かな、同じ所でウキが入り 合わせた!
今度は先程よりエライ(強い)グイグイと底へ行く 「これは、でかいのされる!」糸を出す 魚が止まった時に竿を立て直しリールを巻き取る 魚とのやり取りを4回5回繰り返しただろうか?ウキが見えた。
「もう取った」思った 相方は離れた場で釣っていた、チラッと玉網確認 目を離した瞬間ブチ切れ終了です。
悔しい! 仕掛けを回収するとハリスの中間位で切れていた ハエ根に当りこの様(ざま)やなぁ!
気を取り直し釣りを再開する。暫くして潮がかわったのか右側に流れ出した。
竿曲げてくれるのはキツ マルハゲ グレの気配が無い。
10時頃かな?曇の切れ目から日が差し込んできた。太陽が真正面 風も一段と強くなった。非常に釣りずらい!!
その時会長から状況確認の電話がありました。返事は「風は、時より強く吹き込んでくるけどやれます。」との返事で、残す3時間を頑張ってやる事にしました。
相変わらずボラは、居座っております。さし餌取ってるわけでもないけど、目ざわり
色々と探ってみたけど、当たりがありません。相方同様
さし餌はすぐ取られる。暫く当たりは無い
12時半頃かな相方に当たり 直ぐに浮いたので、何かなと思ったらイサキでした。
納竿まであと少し気を引き締めてやるけど全くダメ
最後に磯際を沈めて張ってたら、”ギューン プツン”なんも出来ません。
まだ時間があったので、再度挑戦 同じ所でまた”ギューン プツン ”やっぱり無理です。ここは、一応底物のポイントです。もう時間無くなり納竿しました。
今日も風にも餌取りにも悩まされたが、危険なことも無く 撤収も無くそれなりに磯釣りを楽しみました。相方に感謝です。
皆さん無事に港に帰り着き検寸です。
渡船屋さん(佐々木渡船)で表彰式しました。優勝頂きありがとうございました。
また、今井釣具店さんより賞を頂きありがとうございました。
本日安全に釣りを楽しませてくれた佐々木渡船さん、会長さん 役員さん
ありがとうございました。
皆様厳しい状況の中お疲れ様でした。
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1月21日宇和島
若潮
満潮4時57分 158㎝
干潮10時18分 120㎝
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